2007年5月24日木曜日

ハローキティのグッズ

キャラクターとしての開発は1974年で、公式にはこの年がバースイヤーになっているが、初号グッズの販売は1975年3月である。最初のグッズはビニール製のガマ口(商品名はプチパース)で、当時の定価は240円だった。以前はサンリオ社内にも現存しなかった。しかし、使用していた顧客がサンリオに所持していたプチパースを寄付したため社内に1個のみ現存し、展示されている。寄付品を元に再設計が行われ、初号グッズは1度だけ限定で復刻販売された。
最初期は名がなく、1974年から1975年はじめまでは暫定的に「名前のない白い子猫」などと呼ばれ、その後『鏡の国のアリス』に登場する白い子猫にちなみ「キティ」という名が付けられた。キャラクター名の姓の部分「ホワイト」は、後の設定変更で付け加えられたもので、初期の設定ではキティには姓はない、もしくは非公開とされているものもある。
初期のグッズに描かれたキティは座ったポーズを取っているものしかなかったが、1977年に初めて立ったポーズのグッズが発売された。
2004年7月8日、若い女性の間でのペットブームを背景として、キティが飼っているネコとハムスターという設定のキャラクター、チャーミー・キティとシュガーが発表され[1]、翌年にはチャーミーの妹のハニー・キュートが発表された[2]。キティは擬人化されているとはいえ、猫が猫を飼っているということになる。なおサンリオではチャーミーはキティとは独立したキャラクターとして位置づけられている。チャーミー等が「飼い主」であるキティと同じ商品に登場することはほとんどないが、『いちご新聞』2004年11月号(441号)の表紙ではキティがチャーミーを抱きかかえている。
1993年、キティの幼少期という設定のシリーズ「ベビーキティ」でキティのボーイフレンドのダニエルが初登場。1999年に成長した姿が登場した。1999年以降、ディアダニエル(Dear Daniel)として、独自の展開が行われている。
1998年には、キティの友達のキャシーの姉という設定の「デイジー」と、同じくキティの友達のトーマスのいとこという設定の「コロ」のキャラクター、「デイジー&コロ」(Daisy & Coro)が発表され、同年9月からキティとは別に商品展開を開始した。
キティは、ユニセフ関連の役職に日本国内限定のものも含め、過去3回就いている。1度目は1983年、米ユニセフのジュニア・アンバサダー(子供大使)に任命された。2度目は1994年、日本ユニセフ協会の子供親善使節に任命された。3度目は2004年、期間限定でユニセフの、「子供たちの特別な友達」に任命された(サンリオでは親善大使と表記。期間限定のため、期日満了の2004年11月1日に退任)。
2004年7月31日から、ハローキティ30周年を記念してハローキティをモチーフにした作品の展覧会KITTY EX.(キティ・エックス)が全国各地の会場で開催されている。
ハローキティグッズ
出典wikipedia